ホシメデプロジェクト第1回公演、「過ぎ去った今生」にご来場いただきありがとうございました。
「ヒロ」役を演じさせていただいた、長澤と申します。
朗読劇でありながら演劇のような部分もあり、お客様との距離も近く、皆様の反応をダイレクトに感じながら演じることができました。
初めての朗読劇に初めての主役。爽やか青年を演じるのも実は初めてと初めてずくしでした。
稽古初日から暫くは緊張もあり、共演者の方との会話は控えめでしたが、ある時を境に笑顔の耐えない楽しい稽古場になりました。
本番が近づくにつれ、演者からのアイデアも多く出てきて、そのアイデアを演出さんと話し合いながら形にしていくことが「全員で1つの作品をよりよいものにしよう」という感じがして、互いに高めあって行くことができました。
特にとあるシーンは非常に演者内でも熱が入り、皆でキャストを変えて演じたりもしました。
タイムリープ作品は1度やってみたいと思っていましたが、まさかタイムリープで過去と現代を行き来できる役ができるとは思ってもいませんでした。とても嬉しかったです。
場面転換や衣装替えが無いので、何か見た目からもタイムリープ前後で違いを示せたらと、トークショーでもお話させて頂きましたが、過去シーンと現代シーンで台本の持ち手を変えていました。
今回の作品ではタイムリープするのはヒロだけだったので、少しこだわってみました。
また、最後のシーンでは台本を持たずに演じましたが、今思うと、色々な世界のしがらみから解放された2人と、台本を持つ行為から解放された演者と、実は表現の幅が広がる以外にも繋がりがあったような気がしています。
ヒロが作品の中で成長していくように、僕自身も稽古を通じて成長していくことができたと感じています。
ヒロと撫子だけの世界がどうなるか、ヒロと撫子がいなくなった世界はどうなるのか。続きが気になって気になって仕方がないです。
2人の未来に幸あれ。
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執筆:長澤秀和様
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